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生産管理・技術職

生産管理、技術開発、IT、プロマネ、技能訓練など。

生産管理・技術職のモデルケース


電機メーカーで電気自動車事業の開発を任される

60代、70代シニア向け生産管理・技術職

大塚智之さん(66)は、工業高校卒業後、自動車部品メーカーの生産管理部門で技術者として勤め、タイの現地工場でも5年勤務した経験がある。同社は定年が65歳なので、部長として仕事内容も待遇も変わりなく勤務した。

定年後は再雇用で70歳まで働くつもりだった。ところが、海外生産の拡大にともなって日本での生産は縮小したため、タイに駐在して欲しいと言われた。タイは嫌いではなかったが、66歳になってからの駐在は不安だった。そんな時、従業員150人ほどの金属加工会社から、生産管理部長として迎え入れたいと声がかかった。それまでいた生産管理部長が病気で引退した後、適任者がいなかったためだ。

提示された年収は500万円で再雇用よりもずっといい。現場はブラジル人やベトナム人もいて、タイでの異文化経験も活かせる。また、使っている工作機械などもほとんど同じメーカーなので馴染みやすかった。大塚さんはすぐに転職を決めると、翌週から出勤し、3ヶ月もたたないうちに、まるで40年間働いた会社のような親しみを感じている。


生産管理・技術職のモデルケース


67歳のプロマネトレーナー

60代、70代シニア向け生産管理・技術職

小野寺春雄さん(67歳)は、高専卒業後、大手コンピューターメーカーに就職し、システムエンジニアとして働いてきた。顧客は製造業で、工期2年に及ぶような大規模な生産・販売管理システム構築にも加わってきた。

事業課長で60歳定年を迎えた後も給与は3割ほど下がっただけで、中・小規模なプロジェクトを担当してきた。65歳で再雇用が終了しても、手伝って欲しいと依頼があったが、給与がそれまでの半分となり、やる気がしなくなった。そんなとき、従業員200人ほどのIT企業からプロジェクトマネージャーを育成して欲しいと声がかかった。

提示された年収は700万円で、再雇用時よりもいい。対象業界や扱っているハードとアプリケーションはほぼ同じで、仕事内容はそれまでと変わらない。それらの技術はいつか古くなるが、まだ5-10年くらいは全く変わらないだろう。違うのは顧客企業の規模が大企業から中堅企業に変わっただけだ。小野寺さんは今、若い社員と一緒にプロジェクトを管理しながら、OJTで将来のプロマネを育成している。


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