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販売・サービス職

商品開発、店舗開発、店舗管理、地域マネージャーなど。

販売・サービス職のモデルケース


大手スーパーの経験を地元スーパーの店舗開発に生かす

60代、70代シニア向け販売・サービス職

須藤貴之さん(67歳)は、高校卒業後、地元のデパートを経て、大手スーパーマーケットに転職した。同社は時代に乗って拡大を続け、全国展開する大手スーパーとなった。須藤さんは店舗経営を学び、店長を経験し、新規店舗を何店も立ち上げた。

定年時は地域マネージャーで、店舗の監査役として再雇用され、65歳まで働いた。須藤さんはまだまだ働きたかったが、大手企業では制度が壁になって、雇用延長は認められなかった。それから2年ほど年金暮らしを続けたが、子供は独立して家に寄り付かず、妻も趣味に忙しくて、誰にも相手にされない粗大ゴミのようになっていた。そんな時、地元のスーパーから店舗開発を手伝ってくれないかと打診があった。

同社は域内で50店舗を展開する地元の有力スーパーだが、なかなか優秀な人材が採用できない。採用できたとしても給料の割に仕事が激務のため長続きしない。大手に対抗して店舗開発できるような人材は社内では限られていた。須藤さんにとってこの申し入れは、理にかなったものでもあった。

同社のライバルは、須藤さんの古巣のスーパーなので、その戦略を知り尽くした須藤さんなら、最新のトレンドを持ち込むと同時に、地元ならでは商材を取り入れて差別化を図ることができる。ゆくゆくは取締役も視野に入れた採用であり、地元のスーパーにしては十分すぎる年収600万円にも満足だ。毎日新しいアイデアに眠れない日が続いている。


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